体験学習(下関中等教育学校)の実施

7月6日(水)10:00~12:00に井上研究室において、下関中等教育学校の2年生1名に対して、体験学習を実施しました。本体験学習は、同校の「海峡学」における一部として実施されるもので、海峡学は本年度が初年度となる新しい取組です。本研究室の体験学習のテーマは地理情報システム(GIS)の活用です。

参加生徒には、事前に、自動販売機の災害時における活用方法について調べてもらうだけでなく、同校所在地の下関市において中心街に当たる下関駅周辺の地図(事前配布)上に自動販売機の位置をマークしてきてもらいました。

当日の実習では、まず、電子地図(Open Street Map(OSM))上に、自動販売機の位置を追加した独自の電子地図を作成してもらいました。

自動販売機を追加した下関駅周辺のOpenStreetMap

次に、航空写真の情報をトレースした同校の電子地図を作成してもらいました。

生徒が作成した下関中等教育学校のOSM

作業の手際の良さだけでなく、課題に対する意識も高い生徒さんで、意欲的に本実習に取組んでおりました。今後の活躍に期待したいと思います。