地域GIS活動ゼミが平成29年度の本学学生表彰(奨励賞)を受賞

地域GIS活動ゼミが平成29年度山陽小野田市立山口東京理科大学の学生表彰(奨励賞)を受賞しました。

学生表彰(奨励賞)は、本学の課外活動等において、優れた成績が認められた者又は、ボランティア活動等に継続的に参加し顕著な功績が認められる者で、さらに今後の活躍が期待できる個人又は団体を授与の対象とする賞です。

受賞理由は、以下の通りです。

電気工学科有志により構成された地域GIS活動ゼミは、地域課題の発展に向けて、収集した地域の情報を電子地図に追加する試みを行なっており、市内各所の電子地図を完成させた。さらに、LINKtopos 2017 in Osaka(平成29年度公立大学学生大会)に本学代表として参加し、地域GIS活動の取り組みについて発表、好評を得、山陽小野田市立山口東京理科大学の名誉を高めた。

旦の皿山マッピングパーティを実施

旦の皿山マッピングパーティ(平成29年11月11日(土)、山口県山陽小野田市旦西)を実施しました。参加者は、本学地域GIS活動ゼミのメンバー(6名)、山陽小野田市観光課(2名)、一般参加者(2名)です。

今回は、山陽小野田市の旦の皿山周辺のウォーキングルート(2年前に第7回さんようおのだふるさとウォークとして実施)を山陽小野田語り部の会の方のガイド付きのまち歩きとして実施し、ルート内にある近代化遺産(旦の登り窯、硫酸瓶垣など)の説明もしていただきました。

語り部の会のガイドのおかげで、山陽小野田の近代化に関わる歴史に触れることのできる貴重な機会となりました。もし、ガイドがなければスムーズにマッピングパーティを実施することは難しかったと思います。感謝申し上げます。

旦の登り窯、硫酸瓶垣だけでなく、そこに至る風景にも当時の面影がそのまま残っており、実際に足を運んでみることで隠れた地域の魅力を感じることができました。

 

 

 

LINKtopos 2017 in Osakaに参加

LINKtopos 2017 in Osaka (平成29年10月7日(土)-9(月)、大阪府立少年自然の家/大阪市立大学)に参加しました。参加メンバーは、本GIS活動ゼミの2年生のメンバー(6名)です。
LINKtopsは公立大学学生ネットワークとして、2013年に発足し、年1度の公立大学学生大会を開催しています。本年度は、全国36の公立大学から延べ146名の代表学生(教職員を含む)が参加しました。

初日のショートプレゼンテーションでは、各参加者の地域活動の取組を紹介し、互いの地域への思いを知ることができる良い機会となりました。また、2日目のワークショップでは、全国から集まった参加学生達とともに4つの地域課題についてグループワーク形式で熱心に語り合い、学生目線の斬新な企画・提案を行いました。最終日のポスターセッションでは、公立大学学長会議に出席された公立大学学長の皆様の前で各自の地域活動の試みを披露しました。

地域課題解決に向けて熱心に取り組む意識の高い学生さん達の熱い思いが、本GIS活動ゼミの参加者にも非常に良い刺激を与えました。是非、その熱い思いを本学に持ち帰り、今後の活動に活かしてほしいと思います。

発表ポスター

第8回山陽小野田市「かがく博覧会」に出展

第8回山陽小野田市「かがく博覧会」(平成29年9月23日(土)-24(日)10時~17時、おのだサンパーク)に出展しました。本研究室では、24日(日)の「プログラミング体験」のブースにて対応しました。

直接コードを書かなくても、視覚的にオブジェクトを操作することで可能なプログラミングをビジュアルプログラミングといいます。Scratch(スクラッチ)、Greenfoot(グリーンフット)等によるビジュアルプログラミングを体験をしてもらいました。

具体的には、犬型ロボットの目に模したLEDを外の照明の明るさに応じて光らせたり消したりするように調整するプログラムや、木の本数や雨が降って湿った木を設置したりして木の設定を変更した森林火災シミュレーションのプログラムを体験していただきました。

2020年に小学校でプログラミング必修化されるといったこともあり、小学生低学年や小学生入学前のお子さんが家族ずれで多数ブースに立ち寄られました。小学生のひたむきで純粋な姿に非常に刺激を受けました。

 

H29かがく博覧会2日目

ときわ公園マッピングパーティの実施

ときわ公園マッピングパーティ(平成29年9月20日(水)、山口県宇部市則貞)を実施しました。参加者は、本学地域GIS活動のメンバー(4年生1名、2年生6名、1年生1名)と宇部市ICT推進課関係者3名です。

今回は、ときわ公園内にあるベンチ、水飲み場、ゴミ箱、自動販売機の位置情報(緯度、経度)を記録するという宇部市ICT推進課からの依頼を受けて実施しました。対象領域は、常盤湖南側湖畔からときわ公園通りを含まないUBEビエンターレ彫刻の丘を中心とするエリアです。

2グループに分かれて、各グループで、該当地物の位置情報をGPSロガーで取得するペアと該当地物の場所をOpenStreetMapに記述して写真を撮るペアで作業を行いました。

山陽小野田市外での始めての活動となりました。取得した位置情報は宇部市のオープンデータとして活用されるとのことです。

 

土手まつり(高泊)マッピングパーティを実施

土手まつりマッピングパーティ(平成29年7月10日(月)、山口県山陽小野田市高泊)を実施しました。参加者は、本学地域GIS活動のメンバー(4年生1名、2年生5名、1年生2名)です。

今回は、山陽小野田市の各地区で作成したまち歩きマップ(紙地図)の電子地図を作成しようという試みの一環で、高泊地区の土手まつり編コースのマッピングパーティを行いました。同コースは、高泊公民館から出発し、後潟開作土手、大黒屋渡しの跡、渡津見神社、高嶽の宮、人丸社と大師堂、いぼとり地蔵、兼常社、二挺唐桶を経由して高泊公民館に戻るというものです(約4km)。

堤防の一部が工事中で通れないということもあり、3つのグループに分かれて、同コースを散策しました。既に、他の場所に移動してしまった地物があったり、地物を確認するためにかなり狭い急な坂のある竹林を登ったり、といった実際に現地に行かないと確認できないこともありました。

電子地図作りをする上で、フィールドワークの大切さを改めて体験する機会となりました。

 

 

 

若山公園マッピングパーティを実施

若山公園マッピングパーティ(平成29年5月21日(日)、山口県山陽小野田市大字小野田)を実施しました。今回は、本学地域GIS活動のメンバー(4年生1名、2年生5名)に加えて、同活動に関心のある1年生2名も新たに参加しました。

山陽小野田市観光検定ガイドブックによると、”若山公園は、明治14(1881)年に、日本で始めての民間セメント会社を小野田新開作に設立した笠井順八翁の私庭だった公園です。順八翁生誕100年記念に、当時の小野田セメント製造会社社長の二男の笠井真三さんが小野田町へ寄付されました。”とのことです。

参加した学生達は公園内を散策しながら、クリップボードに挟んだ地図上に、石碑、記念碑、ベンチ、野外ステージ、銅像、等の位置を次々とペンでマークし、それらを写真に撮っていきました。

天候にも恵まれ、山陽小野田の中心地域にありながら、豊かな自然と歴史の一端を垣間見る良い機会となりました。

 

竜王山公園さくらマッピングパーティを実施

竜王山公園さくらマッピングパーティ(平成29年4月5日(水)、山陽小野田市小野田梶ヶ迫)を実施しました。主な参加者は、本学地域GIS活動の参加メンバーです。

竜王山公園は、山口県内の桜のお花見スポットとして人気があり、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラほか約1万本の桜の木があります。また、頂上からの夜景が美しいことでも知られています。

本年は例年に比べて開花が約1週間程遅く、当日の開花は三分咲き~五部咲きでしたが、幸い天気には恵まれ地域の春の風物を体感できる良い機会となりました。

 

 

本サイトのURL変更

本研究室のホームページのURLを以下のように変更しました。

(変更前) http://www.ed.tusy.ac.jp/inoue/

(変更後) http://www.rs.tusy.ac.jp/inoue/

なお、旧アドレスから新アドレスにリダイレクト(自動的に移動)されます。

日本応用数理学会環瀬戸内応用数理研究部会第20回シンポジウムに参加・発表

日本応用数理学会環瀬戸内応用数理研究部会第20回シンポジウム(平成29年1月12日(木)、広島県呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 会議室・研修室)に参加・発表いたしました。本研究室からの以下の2件の発表を行いました。

1件目の発表タイトルは「レーザーカオス光のカオス尺度による評価」です。桒島准教授(福井工業大学工学部)との共同研究の内容です。カオス尺度は情報理論の視点から導入されたカオスを定量化する指標です。本発表では、有用性が知られているテラヘルツ波の発生実験で用いられているレーザーカオス光のカオス尺度による評価を試みました。

2件目の発表タイトルは「新人看護師のストレス要因分析に関する一考察」です。谷岡教授(徳島大学大学院医歯薬学研究部)のグループとの共同研究の内容です。看護職員の不足の要因の一つとされるのが離職率の高さであり、新人看護師の早期離職の実態調査が行われています。本発表では、新人看護師の集団が就職後に付加されたと考えられるストレス量を条件付きエントロピーを用いて定量化することを試みました。

講演プログラム